はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

Microsoft AI Tour Tokyoに参加して思ったこと

少し報告が遅くなってしまいましたが、2024年2月に開催された「Microsoft AI Tour Tokyo」について、参加した感想を書きます。 news.microsoft.com一言でいえば「最高のMicrosoftグローバルイベント」でした。まずゆるゆると入場する感じがいいし、入ったら…

Meta Quest 3でビデオシースルーをしてみよう

前回: hatsune.hatenablog.jpMRTKを使ったMeta Quest 3でビデオシースルーで周りの風景がみえるMRアプリを作ってみましょう。 開発環境 Meta Quest 3アプリをMRTKで開発する場合の2024/01現在の環境は次のような環境になります。 Unity 2022.3.18f1 Android…

#mathsolver で数式入力に便利なルートキー!使い方を詳しく解説します

mathsolverで次のようにルートが入った式を入力したいときはどうすればよいでしょうか。 キーボードには √ (ルート) 記号のキーはありません。安心してください。ルートを入力したいときは、次のようなステップで入力が可能です。 mathsolverで「1/100」とキ…

驚きのMathsolver!連立方程式まで解決

mathsolverは因数分解だけでなくて連立方程式も解くことができます。一昔前じゃ考えられなかった。 例えば、 3x+2y=7 5x+3y=9 という連立方程式を解きたいときは を入力したら、SHIFT+Enterキーを押して改行して次のように入力します「{」は勝手につきます…

Mathsolverを使って数式の因数分解を簡単に解決しよう!

こんな式の因数分解を解こうと思ったら中学時代の教科書などを引っ張り出してきてとかが必要でした。しかし、mathsolverを使えば解決できます。 mathsolver.microsoft.com 入力欄にx^2といれればちゃんとxの2乗で表示されます。べき乗の入力から抜けるにはEN…

三富市でChatGPTによるゴミ出し案内を断念したらしいけど、そもそも適用の仕方が間違えていたと思う件

www.city.mitoyo.lg.jp 本格導入の条件として正答率99%を設定していましたが、10/23~11/30に行った2回目の実証実験の結果、正答率が94.1%に留まったことなどから、このたび、本市における「ごみ出し案内」業務には、ChatGPTを活用しないと決断しました。 …

Microsoft Ignite 2023がはじまりました。

Microsoft Ignite 2023が始まりましたね。 news.microsoft.comシアトル現地とオンラインのハイブリット開催ですが、「シアトルOnly」のセッションも多くなってきて、コロナ禍からwithコロナに移行した感じがとてもしますね。今回のIgniteの話題の中心は、や…

Meta Quest 3実機が来たのでアプリを実機実行してみる

前回: hatsune.hatenablog.jp前回は、Meta Quest 3開発用にUnity環境の準備を整えました。 今回は、Meta Quest 3実機が来たので、前回の最後に作ったアプリを実機で動かすまでをみていきます。 開発者モードの有効化 Meta Quest 3へアプリをデプロイするに…

いまだからこそMRTK3を始めよう

前回: hatsune.hatenablog.jp来週には、Meta Quest 3が届きそうなので、ワクワクしながら実機開発できるときを待っています。 Meta Quest 3アプリ開発には、UnityとMRTK3を使う予定なので、開発環境を整えておいて、実機が届いたらすぐにMRデバイスでの「He…

Meta Quest 3がでたので開発環境をおさらいする

Meta Quest 3が発売されました。 www.meta.com Meta Quest 3とはどのようなデバイスなのでしょうか。 フルカラーパススルー Microsoft HoloLensは光学シースルーといって、現実世界を直に見ることができて、そこに半透明のデジタルオブジェクトを一緒に見る…

nanoFrameworkを使ってデバッグ時にa3000000エラーが発生したときの対処法

nanoFrameworkを使ってM5Stack Core 2やM5Stick C PlusのアプリをC#で作成していてデバッグ実行すると、a3000000のエラーが表示されてアプリが起動せずにデバッグ実行が終わってしまうことがあります。 Error: a3000000Waiting for debug commands… このとき…

FMV Zero 2023/01がやってきた

なんか作業していてもCPUもメモリもスカスカすぎて快適。

KURO-DACHI/CLONE/CRU3でHDDをコピーする(自己責任でお願いします)

ノートPCを使っていると(デスクトップPCでも?)HDDとかは本当に使わなくなっていてSSD一択なのですが、自宅で唯一HDDを使っているのがHDDレコーダーです。 HDDの故障は突然に jp.sharp SHAPR BD-HDW80は、3.5インチSATAの1TB HDDが使われているのですが、…

FMV Zeroを注文しました

Core i7-1360Pに32GBメモリです。今週の土曜日には届く予定とのこと、楽しみです。 かな刻印なしのキーボードというのもポイント高いし、ピクトブラックの色合いも楽しみです。

M5Stack+距離センサーで距離を測ってみた

はじめに M5 Stackとは M5Stackは、ESP32というbluetoothとWi-Fiを内蔵するSoCを使って、それに320x240のTFTカラー液晶、microSDカードスロット、スピーカーを組み合わせたコンパクトで便利な開発モジュールになります。 ESP32はArudino環境で開発ができるの…

Azure OpenAI ServiceとAzure AI SpeechにOpenAI Whisperがやってくる!

techcommunity.microsoft.com ChatGPTで有名なOpenAI社には、音声認識モデル「Whisper」があります。 Whisperで音声を認識するためには1センテンスくらいの長さの音声を渡す必要があるため、リアルタイム音声認識に利用する(少し聞いてから文字がでるみた…

Microsoft MVP for Windows Developmentを再受賞しました。

2023-2024 Microsoft MVP for Windows Development & Mixed Realiyを受賞しました。 2008年から16年連続となります。オフラインイベントなども増えてきましたし、オンライン中心からの再シフトなどもあるかもしれませんが、状況に応じて自分ができる範囲で無…

Dev Homeのプレビュー提供が始まりました!

Dev Homeは、開発者向けのダッシュボードアプリです。 Dev Homeを使えば デバイスのセットアップ GitHubと連携してIssueやプルリクの確認・管理 Windows設定の最適化 などが行えます。 デバイスのセットアップ 開発に必要なIDE、エディタ、SDK、ツールなどを…

Microsoft Build 2023 Day 2がはじまりました。

build.microsoft.com まずはキーノート「Shaping the future of work with AI」から視聴開始です!

Microsoft Build 2023 Book of Newsが公開されましたね

news.microsoft.com 今回のBuildの見どころがまとまった資料「Book of News」が公開されました。 その冒頭では次のように書かれています。 Microsoft Buildは、開発者のために設計されたイベントです。AIがテクノロジー分野の話題を独占している今、今年のイ…

Microsoft Build 2023が始まります

春の祭典、Microsoft Buildが日本時間の5/24 1:00からはじまります。 この春はOpen AIなどが注目されたMicrosoftですが、Buildでどのような発表があるか楽しみですね。 build.microsoft.com

Xamarin.FormsからMAUIへアプリ内画像を移植する

前回: hatsune.hatenablog.jpMAUIアプリは、1つのプロジェクトの中で画像などもプラットフォーム共通部分とプラットフォーム固有部分を分けて定義できます。プラットフォーム共通部分は、プロジェクト直下にある「Resource\Images」フォルダに配置し、プラ…

MAUIテンプレートを活用してXamarin.Formsアプリを移植してみよう

前回: hatsune.hatenablog.jp前回は、.NET Upgrade Assistantを使って、Xamarin.Formsのアプリを.NET MAUI化してみました。 ソリューション構造は、Xamarin.Formsのままで.NET MAUI化ができましたが、できれば、.NET MAUIのソリューション構造にしておきた…

~Xamarin.FormsからMAUIへ~ .NET Upgrade Assistantを使って移行してみよう

前回: hatsune.hatenablog.jp新規作成したXamarin.Formsのソリューション構造と、新規作成した.NET MAUIのソリューション構造が全く違うことを前回紹介しました。 今回は、新規作成したXamarin.Formsのソリューションを.NET MAUIに移行します。 .NET Upgrad…

.NET MAUIの新規プロジェクト構造について

前回:hatsune.hatenablog.jp.NET MAUIで何ができるのかを知っていく前に、まずは、Visual Studio 2022を使って、.NET MAUIの新規ソリューションを作成してみましょう。 ターゲットフレームワークは? .NET 6か.NET 7が選べるようですね。 新規ソリューショ…

そろそろ.NET MAUIを始めようか

C#とXAMLでスマホアプリが構築できるXamarin.Formsが大好きです。 そんなXamarinのサポートも約1年後の2024/5/1に終了します。 dotnet.microsoft.com Android 13 と Xcode 14 SDK (iOS および iPadOS 16、macOS 13) よりも新しいOSバージョンにはXamarinは…

Nreal Airを買ったのでARCoreを使って6DoF化してみる

前回: hatsune.hatenablog.jp 準備 開発環境 Unity 2021.3.15f1 Visual Studio 2022 (Community 2019なども可) NRSDK 1.10.5 環境整備:詳細は前回参照 NRSDKのインポート NRSDKのTipsのFix GraphicsAPI is not OpenGLES3の対応 1.10.0でもOpenGLES3のFixに…

.NET(旧名称.NET Core)アプリの配布方法について(勘違いしていたので)

.NET 5以降のフレームワークでWindowsアプリ(以下、.NET Coreアプリ)を作成したとき、配布した実行可能ファイルが.NET Frameworkのときとは異なっている点を最近まできちんと把握していなかったので、忘備録代わりに投稿します。 .NET Coreアプリの2つの展…

ARFoundationで平面検知できたのでオブジェクトを落としてみよう

前回: hatsune.hatenablog.jp 前回は、ARFoundationを使って平面検知をするアプリを作ってみました。 この平面検知ですが、検知した結果を表示するだけではなく、RigidBody(物理機能)をつけたオブジェクトを落とせば、検知した平面と干渉して、現実の床の…

Nreal Airを買ったので、まずはARFoudationだけ試してみる

はじめに 3DoFと6DoF Nreal Airは3DoF(視線方向の回転や傾き検知)ができますが、Nreal Lightの6DoF nのように「移動」を検知できません。 ですから、360°空間に配置した仮想オブジェクトがそこにあるように魅せることはできますが、そのオブジェクトに近づ…