本格導入の条件として正答率99%を設定していましたが、10/23~11/30に行った2回目の実証実験の結果、正答率が94.1%に留まったことなどから、このたび、本市における「ごみ出し案内」業務には、ChatGPTを活用しないと決断しました。
これだったらこれという提携の回答にChatGPTを使おうとしたことがそもそも間違えていると思います。
そのような定型の回答(これだったらこれ)には、FAQ検索が向いています。
それではゴミ出し案内にChatGPTが使えてないかといえば、そもそも捨てようとしているものが「なにか」を判定する画像検索なり、リサイクルマークの判定なりに使うのがいいと思います。
もちろん、バーコードがあるような品物についてはバーコードからその品物を特定して分別判断して、ゴミ出し案内する機能もいりますね。
なんでもかんでもChatGPTにすればいいというものではないです。
ただ、ちょっと気になるのは、temperatureとtop_pにはどんな値をつっこんでいたんだろうという点。
案外デフォルトのままだたりして、それだと聞くごとに回答ぶれるし、より創造的な回答帰ってきますよ。
ChatGPT含め、きちんとITを使いこなせたり、調査やPoC作成できるというのは、これからどんどん重要になってきますね。「ChatGPTでよい感じにしてよ」と言われてChatGPTでやればいいやとそれしかやらないってのは避けたいとことですね。