はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

M5Stack

nanoFrameworkを使ってデバッグ時にa3000000エラーが発生したときの対処法

nanoFrameworkを使ってM5Stack Core 2やM5Stick C PlusのアプリをC#で作成していてデバッグ実行すると、a3000000のエラーが表示されてアプリが起動せずにデバッグ実行が終わってしまうことがあります。 Error: a3000000Waiting for debug commands… このとき…

M5Stack+距離センサーで距離を測ってみた

はじめに M5 Stackとは M5Stackは、ESP32というbluetoothとWi-Fiを内蔵するSoCを使って、それに320x240のTFTカラー液晶、microSDカードスロット、スピーカーを組み合わせたコンパクトで便利な開発モジュールになります。 ESP32はArudino環境で開発ができるの…

.NET nanoFramework ExtensionとVisual Studio 2022をすぐに更新して最新にしよう!

北米8/16(日本時間で8/17)に「Visual Studio 2022 version 17.3.1」がリリースされました。 同時に.NET nanoFramework Extensionも「.NET nanoFramework VS Extension v2022.2.0.33」に更新されました。 ここ数日、実は.NET nanoFrameworkのプロジェクトを…

2022/08/14現在のnanoFramework.M5StickCPlusライブラリのバージョンについて

ファームウェアのバージョンは「1.0.8.0.479」となります。

.NET nanoFrameworkでM5StickC Plusの時刻合わせをしてみる

前回 hatsune.hatenablog.jp前回は7セグメントでの数字表示の最適化について説明しました。 今回は、その最適化を活用して「時刻合わせ」および「時刻表示」について説明します。 事前準備 Install the nanoFramework firmware M5StickC PlusにはnanoFramew…

ドット絵を描くにはExcel方眼紙が最強

.NET nanoFrameworkで7セグメント表示を行うサンプルコードの中でマジックナンバーだらけです。 nanoFramework.M5StickCPlus.RTCSample.Lcd7Segment.cs · GitHub特に縦セグメントを描画するDisplaySegV、横セグメントを描画するDisplaySegHなどは最たるもの…

.NET nanoFrameworkでのM5StickC Plusの描画について考察してみる

前回 hatsune.hatenablog.jp前回は、取得した加速度をグラフとしてM5StickC Plusの画面に描画しました。 その予告で次回はRTC(RealTimeClock)について取り上げるとしましたが、その前にM5StickC Plusでの描画の最適化について考えてみたいと思います。 発…

.NET nanoFrameworkで色指定の定義値がRedとBlueで逆なのかもしれない

.NET nanoFrameworkで作成していて、テキストカラーを指定したいときは次のように指定します。 Console.ForegroundColor = nanoFramework.Presentation.Media.Color.White; 赤なら「Color.Red」青なら「Colre.Blue」と指定します。 M5StickC Plusだと指定し…

.NET nanoFrameworkでM5StickC Plusにグラフを描画してみる

前回 hatsune.hatenablog.jp 前回は、.NET nanoFrameworkで加速度と角速度の情報を取得しました。 今回は、取得した加速度をグラフとしてM5StickC Plusの画面に描画します。 事前準備 Install the nanoFramework firmware M5StickC PlusにはnanoFrameworkは…

.NET nanoFrameworkでM5StickC Plusの加速度と角加速度を取得してみる

前回 hatsune.hatenablog.jp 前回は、.NET nanoFrameworkで電源状態を取得しました。 今回は、加速度と角速度の情報を取得します。 事前準備 Install the nanoFramework firmware M5StickC PlusにはnanoFrameworkは標準インストールされていないので、nanoFr…

2022/08/06現在のnanoFramework.M5StickCPlusライブラリのバージョンについて

2022/08/06 (日本時間は多分2022/08/07)にnanoFramework.M5StickCPlusライブラリの最新バージョンは「v1.1.32」となっています。 また、ファームウェアのバージョンは、「1.8.0.469」となります。

「nanoFramework.M5StickCPlus」ライブラリが更新されて、「M5StickCPlus.Led」のエラーが解消されました。

hatsune.hatenablog.jp 2022/7/31に公開した上記の記事の中で、「M5StickCPlus.Led」を実行するとNullエラーが発生するのでGpioのPin10を使ったコードを独自に記載してLEDを光らせるようにしていると記述しています。この問題ですが、2022/08/03で公開された…

.NET nanoFramework 話は逸れますが…

M5StackC Plusで動作するプログラムを.NET nanoFrameworkで作っていて、ちょっと困ることがあります。 .NET nanoFrameworkでは、画面のローテートとか、文字サイズの変更というArduinoではできているものがなくてちょっと困ってます。### 画面の向き(Arduin…

.NET nanoFrameworkでM5StickC PlusのLEDを光らしてみる

前回 hatsune.hatenablog.jp前回は、.NET nanoFrameworkでのブザーを鳴らしてみました。 今回はM5StickC Plus本体に内蔵されているLEDを光らしてみたいと思います。 更新情報 下記の文中で「M5StickCPlus.Led」を実行するとNullエラーが発生するとの記載をし…

.NET nanoFrameworkでM5StickC Plusのブザーを鳴らしてみる

前回 hatsune.hatenablog.jp 前回は、.NET nanoFrameworkでの開発準備とM5StickC Plusでの簡単なアプリの実行まで実施しました。 今回は、M5StickC Plus本体に内蔵されているブザーを鳴らしてみたいと思います。 事前準備 Install the nanoFramework firmwar…

M5Stackで.NET nanoFrameworkからAzure IoT Centralに繋いでみた

前回 前回は、M5Stack Core 2からAzure IoT Hubに取得したセンサー値を送信しました。 hatsune.hatenablog.jp Azure IoT Hubは、デバイスからのセンサー値を安全に収集する目的のPaaSなので、収集したデータの蓄積や利用などは、他のAzureサービスを組み合わ…

M5Stackで.NET nanoFrameworkからAzure IoT Hubに繋いでみた

前回 hatsune.hatenablog.jp 前回は、.NET nanoFrameworkでの開発準備とM5Stack Core 2に接続したセンサーから気圧、気温、湿度などを取得しました。 今回は、M5Stack Core 2からAzure IoT Hubに取得したセンサー値を送信してみたいと思います。 事前準備 セ…

M5Stack Core 2で始めるAzure IoT Hub入門(その5)

すっかり書いた気になっていたM5Stack Core 2でArduinoを使って、Azure IoT Hubにデータを送信するお話となります。 いま、.NET nanoFrameworkを使って同じ流れをおさらいしていますが、まずは、そこに先行して、こちらのお話を完結させたいと思います。 前…

M5Stack Core 2で基本に帰ってLチカしてみよう

初めに PORT.A.I2Cは、I2Cシリアル通信をサポートしているので接続しているモジュールのアドレスが分かると、あとはデザインシートをよみとってセンサー値の取得ができます。 運が良ければ、モジュールに対応したライブラリが公開されているので、そうすると…

M5Stackで.NET nanoFrameworkからセンサー使ってみた

前回 hatsune.hatenablog.jp前回は、.NET nanoFrameworkでの開発準備とM5Stack Core 2での簡単なアプリの実行まで実施しました。 今回は、M5Stack Core 2のPORT Aと呼ばれる外部端子にセンサーを接続して、気圧や気温、湿度などを画面に表示してみたいと思い…

M5Stackで.NET nanoFramework動かしてみた

やっぱりSoCにアプリ組み込んで動かすのが好きです。 そして、それがC#だともっと好き(書きたいことが書きたいように書けるから)。昨年は、Arduinoを開発環境にしてM5Stackのアプリを色々作成していました。 少しでも使いやすい開発環境でということでVisu…

M5Stack Core 2で始めるAzure IoT Hub入門(その3)

前回 hatsune.hatenablog.jp第3回目の今回は、M5Coreでのプログラミングの基礎と、PORT.A.I2Cでの入出力について調べていきたいと思います。 第1回ではArduino IDEでスケッチを作成した後に、Visual Studio Codeでそのスケッチを取り扱えるようにVisual St…

M5Stack Core 2で始めるAzure IoT Hub入門(その2)

前回 hatsune.hatenablog.jp2回目の今回は、M5Stackへの外部接続について、少しまとめておきたいと思います。 M5Stackの本体であるCoreモジュールには、外部機器との接続用インターフェースとして次の3つが用意されています。 USB PORT.A.I2C M-Bus ピン配…

M5Stack Core 2で始めるAzure IoT Hub入門(その1)

AzureとIoTとHoloLensはすごく相性がいいです。 build 2021でもかなり力を入れてAzure Digital Twinsとも絡めて多くの説明がありました。 このブログでも過去にArudinoやESP32、Netduino、Rasberry PIなどについて書いたエントリもあったりします。 今回は、…