Windows Azure Mobile ServicesのカスタムAPIをGitで管理する

Windows Azrue Mobile ServicesでカスタムAPIを作成した場合、Gitで記載内容をバージョン管理することができます。

まずは管理ポータルのWindows Azure Mobile Servicesから街頭のサービスを選び、ダッシュボードを選択します。

概要のところに「ソース管理の設定」があるのでリンクをクリックします。

そこでGitのユーザIDとパスワードを指定すればソース管理としてGitが使えるようになります。

GitリポジトリのURLの情報は、[構成]タグの中にあります。

それではWindows環境にGitクライアント環境を導入してみましょう。

現時点で一番手軽な導入方法は、「https://www.microsoft.com/web/handlers/webpi.ashx/getinstaller/msysgitVS.appids」からWeb PI経由で「Git for Windows」を導入する方法です。

インストールに成功すると「Git GUI」と「Git Bash」がインストールされます。

この２つのツールを使ってもいいのですが、今回はVisual Studioのバージョン管理をGitに切り替えて利用してみましょう。

Git Providerに変更するとチームエクスプローラーでGitが扱えるようになります。

接続を選び、ローカルGitリポジトリの[複製]をクリックします。

上の欄には管理ポータルで表示されたGitのUrlを入れ、下の欄にはローカルフォルダを指定します。

リモートGitリポジトリへのログインが要求されるので、GitのIDとパスワードを入力します。

これで、指定したローカルフォルダにローカルGitリポジトリ（つまり、カスタムAPIのソース）がクローンされます。

[service]-[api]フォルダにはjsファイルとjsonファイルのペアがあります。jsファイルがカスタムAPI スクリプトでjsonがアクセス権になります。

search.js

exports.get = function(request, response) {
   var sql ='SELECT * FROM TestTable';
   request.service.mssql.query(sql, {
      success: function(results) {
         response.send(statusCodes.OK, results);
      },
      error: function(err) {
         response.send(statusCodes.INTERNAL_SERVER_ERROR, err);
      }
   });

search.json

search.json
{
  "routes":{
    "*":{
      "get":{"permission":"public"},
      "post":{"permission":"admin"},
      "put":{"permission":"admin"},
      "patch":{"permission":"admin"},
      "delete":{"permission":"admin"}
    }
  }
}

それではスクリプトの修正をVisual Studioやテキストエディタで行ってみましょう。

Gitではこのようなときにまずやるのは修正用の「トピックブランチ」を作成することです。

チームエクスプローラーで[分岐]を選択します。