はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

.NET Conf FUKUOKAでLTしてきました。

www.slideshare.net

 

直前のDockerハンズオンで、Hyper-V有効化にして再起動せずにDockerいれてから再起動したらブートできなくなるという罠にはまったりもしましたが、なんとかLTしてきました。

帰りは機材故障で予約していた便がキャンセルになりましたが、懇親会申し込みし忘れて寂しく早めに空港に行ったので無事に1つ前の便に座席を確保できて帰ってこれるという「世の中の幸せと不幸せはバランスがとれている」説を支持したいような1日でした。

 

音声認識の仕組みやこれから進んでほしい未来についてお話します。

peatix.com

2017/11/20(月)に品川で音声認識についてお話します。

平日夜ですが、GoogleさんやGateBoxさんもきます(現状、日本展開がまだなAmazon関連はないのですが)。ぜひ、ご参加ください。

Visual Studio + Unity + MixedRealityToolkit 2017年10月15日現在のベストマッチ

HoloLensで動作するMRアプリを作成するときは、Visual StudioとUnityを使いますが、さらにMixedRealityToolkit-Unity (旧HoloToolkit-Unity)も使うとアプリがつくりやすいです。

しかし、現在、いろいろなものが過渡期で安定する環境というのが日々新しくなっています。

 

この前までは、Visual Studio 2015 Update 3 + Unity 5.6とかでしたが、最近やっと、Visual Studio 2017 + Unity 2017 + MixedRealityTooklit-Unity(以下、MRTK)の

組み合わせでもうまく動いてくれるようになりました。

本日時点での動作確認できた最新の組み合わせは以下の通り。

  • Visual Studio 2017 15.3.5
  • Unity 2017.1.2f1
  • MRTK-Unity for Unity 2017.1.2f1

 

ご参考まで。

HoloLensとPCのWindows 10のバージョン

2017/10/13現在のHoloLensとPCのWindows 10のバージョンのメモとなります。

HoloLens

Windows 10 version 1607 build 10.0.14393 (Windows 10 Anniversary Edition)

PC

Windows 10 version 1709 build 10.0.16299 (Insider Preview : Fall Creators Update)

Windows 10 version 1703 build 10.0.15063 (Windows 10 Creators Update)

Windows 10 version 1607 build 10.0.14393 (Windows 10 Anniversary Edition)

Windows 10 SDK

Windows 10 SDK 10240

Windows 10 SDK 10586 (November Update)

Windows 10 SDK 14393 (Anniversary Edition)

Windows 10 SDK 15063 (Creators Update)

System.Net.WebSocketsはWindows 7では動かない

時々忘れがちになるのでまとめておきますね。

 

System.Net.WebSocketsはWindows 7では動かない

System.Net.WebSocketsを使ってWebSocketクライアントを作成したとき、Windows 8/8.1やWindows 10では問題なく稼働しますがWindows 7では実行時エラーで異常終了します。

これは

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/system.net.websockets.websocket.aspx

-------引用開始

一部のクラスで、 System.Net.WebSockets 名前空間は、Windows 7Windows Vista SP2、および Windows Server 2008 でサポートされます。 ただし、クライアントとサーバー Websocket の唯一のパブリックの実装では、Windows 8 および Windows Server 2012となります。

-------引用終了

と注意書きがあるように、定義はあるけれどWindows 8以降じゃないと実装が伴っていないところがあるからです。

なぜ、こんなことがあるかといえば、Windowsカーネルモードドライバであるhttp.sysを直接利用することでHTTP周りのオーバーヘッドを少なくしているのですが、Windows 7のhttp.sysがWebSocketに対応していないからです。

Windwos 7のメインストリームサポートは終了しています

https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10-portal/eos.aspx

みんな大好きWindows 7は2009年10月22日にライフサイクルがスタートして2015年1月13日にメインストリームサポートが終了しています。延長サポートの終了こそ2020年1月14日ということでまだ先ですが、延長サポート期間である現在はセキュリティ更新はおこなわれますが、仕様変更や新機能のリクエストはサポート対象外となり、これからWindows 7のHTTP.sysにWebSocket実装が追加されることはほぼないと考えてよいでしょう。

ではどうすればいいのか

一つの解決策としては、HTTP.sysを使わないWebSocket実装のコードを書く、もしくは、HTTP.sysを使っていないライブラリをNuGetで探してくるというものがあります。

https://github.com/kerryjiang/WebSocket4Net

https://github.com/sta/websocket-sharp

NuGetでライブラリを探すときは、企業ユースを考えるならばSystem.Net.WebSocketsならば対応している認証PROXYがサポートされているかなどのチェックを十分に行う必要があるでしょう。なお、残念ながら上記2つについてもまだきっちり調べ終わっていません。

 

しかし、System.Net.WebSocketsであればHTTP.sysを使って「オーバーヘッドが少ない」=「性能がよいことが期待される」なのにWindwos 7をサポートすることでその利点を得られないという問題が生じてしまいます。

対象となる機能がWindows 7でも使えないといけないのか、もしくは、対象となる利用者がWindows 7をどれくらい使っているのかを見極めて判断するといいでしょう。

企業でもWindows 7からWindows 8.1Windows 10への置き換え(少なくとも新規導入は8.1か10がデフォルト)が始まっている時期なので悩ましいところですね。

 

Windows 8以降かどうかをチェックする

Windows 7のときにはWebSocketを使った機能をdisableしたいときなどは、OSのバージョンチェックが必要になってきます。

対象はWPFとかWindowsフォームのときで、UWPやXamarin.Android、Xamarin.iOSのときは対象環境で動かないということはないのでチェックは不要です。

ですので実装時は

#if WPF

#endif

のようにifディレクティブを定義してその中でOSバージョンのメジャーバージョンとマイナーバージョンを取得してチェックします。

var searcher = new System.Management.ManagementObjectSearcher("SELECT * FROM Win32_OperatingSystem");
var os = searcher.Get().Cast().FirstOrDefault();
var major = 6;
var minor = 1;
if ((os != null) && (os["OsType"] != null) && (os["Version"] != null))
{
    if (os["OsType"].ToString() == "18")
    {
        major = new System.Version(os["Version"].ToString()).Major;
        minor = new System.Version(os["Version"].ToString()).Minor;
    }
}

Windows 10以上はmajor >= 10でよいのですが、Windows 8.xは、major == 6 && minor >= 2で判断しますので、その点だけ注意しましょう。

2017年10月の登壇予定

2017/10/21(土)

fukuten.connpass.com

ASP.NET系ばかりなので、.NETのクライアント側ネタで乗り込みます!って通常枠は埋まっているのでLTで!

2017/10/29(日)

2017.sendaiitfes.org

2日間イベントの2日目に登壇します。MRアプリ開発の入門をわかりすく解説します。

2017/10/11(水)

metadata-jp.org

開催案内はまだですが、「今まで待っていたものに名前がついた。それはMixed Realityだよとあなたは言った。」というタイトルでWinMRの世界観を30分でお伝えいたします。

 

Windows 10 Insider Preview Build 16294

一般の方にはもしかしたらなじみがなく、また、仕事道具を動かすプラットフォームとしてWindowsを使っている人にも縁がないものに、Insider Previewがあります。

あくまでも「いまつくっている最中のバージョンを様々な環境でまずはつかってもらおう」というものです。

一般公開前ですから品質的に問題があったり致命的なバグがあったりも覚悟しつつ、アプリ開発していたり、OSそのものの新しい機能をいち早くためしたいという人がちょっとだけ未来に一般公開されるバージョンを試せるものということです。

Insider Previewのリリース間隔がみじかくなってくると、秋に公開されるというFall Creators updateもそろそろなの?みたいな感覚が味わえるのもいい点ですね。

もちろん、品質や日本語訳の変な点をどんどんフィードバックするのもInsider Preview参加者の役目の1つだったりします。

 

16294でなにがかわったかといえば以下のような点。変わったというよりもほぼバグフィックス

  • Surface Pro 3でOSが起動できないバグの修正
  • オランダ版であったOneDriveからのダウンロード通知でクラッシュループが発生する問題の修正
  • expand.exeがファイル名に日本語が含まれているときに展開できない問題の修正
  • 0x800B010Cが発生する問題の修正
  • insider build 16291をインストールしようとすると0x80070057か0x8007071が発生する問題の解決

 

これをみて思うのは新機能の追加というよりも特定条件下で発生する問題の解決が多く、チューニングと汎用化の最終的な匙加減にはいてきたのかなって点。

よく「これくらいのバグをみつけられずにだしてくるのか?」なんて感想がブログで見受けられるけど、これ、なかなか面倒ですよね。対象ハードを絞れるといいだろうけれど。

あと、どうしてInsider Previewなのに「マイクロソフトも」みたいな感じで人格攻撃しちゃう人がいるのかはいつも不思議だったりします。問題点をかばう必要はないけど。きっと身近な人が失敗すると「だからお前はダメなんだ!」みたいな怒り方をしてそうですよね。