スイッチサイエンスさんから発売直後にサクッと買っていたESP-WROOM-02ですが、買っただけで満足して放置してました。
これを試しにPlarace車両に搭載してBluetoothじゃなくてWiFiでコントロールできるようにしたらどうかなという実験をしたくて、まずはブレッドボード上で試すためにピッチ変換ボードを購入しました。
狭いピッチのはんだ付けするのが面倒だったので最初からESP-WROOM-02がピッチ変換ボードにはんだ付けしてあるものを購入しました。大人って素晴らしい。
あとはこれにUSBシリアル変換を使って、PCと接続してTeraTermとかArduino IDEのシリアルモニタで接続すればいいわけです。
ESP-WROOM-02とUSBシリアル変換の接続
まずはUSBシリアル変換からの出力電圧が3.3Vになるようにジャンパー線を切り替えます。
そして次のように接続します。
USBシリアル | ESP-WROOM-02 ピッチ変換済みモジュール《シンプル版》 |
DTR(未接続) | - |
RX | TXD |
TX | RXD |
VCC | 3V3 IO0 IO2 EN (10kΩを間に入れる) RST(10kΩを間に入れる) |
CTS(未接続) | - |
GND | GND |
ENとRSTをVCCに接続(プルアップという)するときは10kΩ抵抗を入れるのがよいようです。
シリアルモニタを接続
Arudino IDEでシリアルポートを選択したら、「シリアルモニタ」を起動します。
右下の設定は「CRおよびLF」、「115200 bps」です。通信速度は115200じゃないと反応してくれません。
このように設定すると、8bit、ノンパリティ、ストップビット1、115200bpsでのシリアル通信路が開きます。
ATコマンドによる動作確認
ESP-WROOM-02に対するコマンドはATコマンドという体系になってます。
まずは「AT」と送信して「OK」と返ってくるか確認してください。
https://github.com/espressif/esp8266_at/wiki/AT_Description
バージョン確認
AT+GMR
AT version:0.25.0.0(Jun 5 2015 16:27:16)
SDK version:1.1.1
compile time:Jun 5 2015 21:03:10
OK
WiFiステーションモードに変更
AT+CWMODE=1
OK
WiFiアクセスポイントに接続(WPA)
AT+CWJAP="ssid","password"
WIFI DISCONNECTED
WIFI CONNECTED
WIFI GOT IP
OK
IP表示
AT+CIFSR
+CIFSR:STAIP,"192.168.13.100"
+CIFSR:STAMAC,"18:fe:34:a3:b5:d4"
OK