Windows 8もいよいよRelease Previewが登場しました。
同時にVisual Stduio 11 betaもVisual Studio 2012 RCとRC版が登場し、いよいよOSも開発環境も発売前の最終段階になってきました。
そこで、Windows 8 Release Preview + Visual Studio 2012 RC + Kinect SDK 1.5の組み合わせが可能かどうか検証してみたいと思います。
Kinect for Windows SDKのインストール
まずはWindows 8 Release PreviewにKinect for Windows SDK 1.5をインストールしてみます。ここで問題がでるようであればWindows 8 Release PreviewでのKinect利用は絶望的です。
なにも問題なく正常にセットアップが完了しました。
Kinect for Windows Developer Toolkitのインストール
次にコードサンプルや各種ツールが入っているKinect for Windows Developer Toolkitをインストールします。
こちらも何の問題もなくWindows 8 Release Previewにインストールできました。
Kinect for Windows Language Pack (ja-JP)のインストール
最後に音声認識用のKinect for Windows Language Pack (ja-JP)をインストールします。
これも問題なくWindows 8 Release Previewにインストールできました。
Kinectがデバイスとして認識されるか確認
必要なものがインストールできましたので、Kinectセンサー(手元にあったのがfor XBOXなのでfor XBOXを使用)を接続してデバイスとして認識されるか確認してみましょう。
Microsoft Kinectデバイス、そしてオーディオとしてマイク配列(Kinect USB Audio)が認識されています。
Visual Studio 2012 RCでのサンプルコードの実行
Windows 8 Release PreviewへのSDKのインストールとデバイスの認識が確認できたので、サンプルコードをVisual Studio 2012 RCで実行したいと思います。
デスクトップのエクスプローラからサンプルのslnファイルをダブルクリックします。今回はDepthBasics-WPF-VB.slnファイルをダブルクリックしてみましょう。
今回のWindows 8 Release Previewには、Visual Studio 2012 RC以外にWindows Phone SDK 7.1.1がインストールされているので、DepthBasics-WPF-VB.slnファイルをダブルクリックするとslnファイルへの関連付けを聞いてきますので「Visual Studio 2012 RC」を選択します。
Visual Studio 2012 RCで「DepthBasics-WPF-VB」に読み込みが完了したらソリューションエクスプローラーでMainWindow.xamlを開いてみましょう。
Visual Studio 2010と同様に問題なくXAMLエディタにMainWindow.xamlが表示できました。
このあと起動も問題なくWindows 8 Release Preview + Visual Studio 2012 RC + Kinect SDK 1.5での動作が確認できました。
なお、Kinect SDK 1.5の動作要件としてWindows 8 Release Previewは含まれていない点、今回確認したMSI WindPad 110W改(メモリ及びSSD置換済)もハードウェア要件を必ずしも満たしていない点も踏まえるとあくまでも動作したレベルですので、さらに色々なコードを動かして問題ないかを確認する必要はあります。あくまでも自己責任ということで。