New “Shared” Scaling Tier
Windows Azure PortalでWebsiteを管理するところにScaleタブがあります。
この中で「Web site mode」という項目があり、今までは「FREE」相当の設定だけでしたが「SHARED」と「RESERVED」の設定ができるようになりました。
- FREE:
無料枠(10サイトまで)
ネットワーク使用量は165MB/日までの上限あり
無料枠全体で1GBまでのストレージ
20MBのデータベース領域(MySQL)
インスタンス数は料金に反映されない。 - SHARED:
カスタムドメイン名対応
全体で100サイトまで
月5GBまでのネットワーク使用料は無料、それ以上は従量課金。
無料枠全体で1GBまでのストレージ
20MBのデータベース領域(MySQL)
インスタンス数は料金に反映されない。 - RESERVED:
カスタムドメイン名対応
全体で100サイトまで
月5GBまでのネットワーク使用料は無料、それ以上は従量課金。
無料枠全体で10GBまでのストレージ
20MBのデータベース領域(MySQL)
Webサイトに使うVMのインスタンスサイズとインスタンス数を指定可能（1core/1.75GB、2core/3.5GB、4core/7GB)。
指定したインスタンスサイズとインスタンス数に応じた料金が必要。
このモード変更はWebサイトを止めずに利用できるので通常はSHAREDにしておきピークが予想される間だけRESERVEDに変更して処理を捌くことが可能です。
費用の詳細は下記のページを参照してください。
http://www.windowsazure.com/en-us/pricing/details/?redirectToLocale=false
願わくば、SHAREDとRESERVEDがスケジューリングできると（もしくは外部からREST APIあたいで制御できると）うれしいのですが。
Improved Custom Domain Support
SHAREDとRESERVEDを選択したときは、管理メニューに「MANAGE DOMAINS」アイコンが追加されます。ここでドメイン名を入力すると、CNAMEとAレコードに対応した設定が行われます。ただし残念ながらIPv6のAレコード相当であるAAAAには対応していません。
Continuous Deployment Support with Git and CodePlex or GitHub
GitまたはCodePlexでWebサイトの内容を管理できます。
この仕組みにより複数の開発者が共同でサイトを編集する仕組みが容易に構築できます。
