はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

Xamarinで始めるAndroidアプリ作成(その1)

build 2016で発表があったようにVisual StudioユーザーであればXamarinは無料で使えます。

例外は、企業ユーザーでVisual Studio Expressを使っている開発者さんだけですね。

個人開発者やOSS開発者であえば、Xamarinのサイトから無償のVisual Studio Community Edition + Xamarinをダウンロードすればよいですし、有償のVisual Studio (EnterpriseとかProfessional)をお使いであれば、XamarinサイトからXamarin for Visual Studioがダウンロードできます。

https://www.xamarin.com/download

 

OSはWindows 7 SP1以上で使えますが、おすすめはもういっそのこと無償アップグレードできるんですからWindows 10に上げてしまうことです。

 

Visual Studio Enterprise 2015だと次のような機能にチェックをつけてインストールするといいでしょう。

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■ユニバーサルWindowsアプリ開発ツール

Windows 8.1およびWindows Phone 8.0/8.1ツール

クロスプラットフォームモバイル開発

 ■C#/.NET (Xamarin)

 □HTML/JavaScript (Apache Cordova) Update 8

 □Visual C++ モバイル開発

 ■AndroidMicrosoft Visual Studio エミュレーター (2016年1月)

 □共通ツールおよびソフトウェア開発キット

  ■Androidネイティブ開発キット (R10E, 32ビット)

  □Androidネイティブ開発キット (R10E, 64ビット)

  ■Android SDK

  ■Android SDKセットアップ(API 19および21)

  ■Android SDKセットアップ(API 22)

  ■Android SDKセットアップ(API 23)

  □Android Ant (1.9.3)

  ■Java SE開発キット (7.0.5501.13)

  □Joynet node.js

□共通ツール

 ■Git for Windows

 ■Visual Studio 向け GitHub拡張

 ■Visual Studio 拡張性ツール Update 2

 

このあたりをチェックするとかなりインストールに時間がかかります。

時間の余裕があるときに行うようにしてください。

Microsoft MVP for Windows Development再受賞しました。

昨年に引き続き、Microsoft MVP for Windows Development再受賞しました。

毎年この時期はどっきどきなのですが、ひとまずよかったです。

 

今年は、自社アプリのUWP版がいよいよリリースされますし、さらなる機能拡張計画もあるので、ぜひ実現していきたいと思います。

channel 9で公開されていたコンテンツで気になるものがあったので勝手に翻訳しました

channel 9にアップロードされていたbuild2016の資料で「UWPアプリにおける正しいnetworking APIの使い方」というセッション資料が気になったので翻訳してみました。

http://www.slideshare.net/akirahatsune/uwpnetworking-api

コルタナちゃんもパワーアップする今年の夏の大型アップデートが今から待ち遠しい件

さて、Windows 10 anniversary updateでログイン前のスクリーンにも登場し、そこで対話ができるようになるコルタナちゃんですが、そうなってくると心配なのは、勝手に「明日の予定を教えて」で予定表示されちゃったりすると嫌だなーって点ですね。

そこで、//build/ 2016の展示会でコルタナブースの担当者さんを捕まえて質問してきました。

英語できなくたってどうにかなります。

 

で、「if you question my windows phone coltana, coltana ask my schedule ?」って聞いたところ、「大丈夫、きみのスケジュールは教えないよ」とのこと。

「セキュリティもばっちり?」(原文ママ)って問い直したら「だよー」(意訳)とのことでした。再確認で「Like, Windows Hello ?」って聞きなおしたら「だよー」(意訳)とのことでした。

 

たしかに初日にキーノートで発表されたAPIにも音声認証(音声認識じゃなくて認証ね)があったので十分期待できますね。

 

今年の夏のアップデートが楽しみです。いつくらいからInsider Previewにあがってくるのかなー。

build 2016 2日目のキーノートでVisual StudioにXamarin無償提供が発表されました。

Xamarin無償提供

//build/ 2016の2日目のキーノートでついにVisual Studio利用者へのXamarin無償提供が発表されました。

  1. Enterprise
  2. Professional
  3. Community

利用者はXamarinを無償で使えるようになります。

すでにXamarinのサイトからはVisual Studio Community Edition with Xamarinのダウンロードが可能になっています。

image

では、すでにEnterpriseやProfessionalを使っている人はどうすればいいかといえば…..

[I use Visual Studio Today]をチェックすれば「Download Xamarin for Visual Studio」に変わりますのでご安心を。

これも、いますぐにでもできますよ。

対象はVisual Studo 2015 Update 2らしいので、Update 2もMSDNからダウンロードしよう!

 

iPhoneエミュレーターWindowsで実行可能

いままでMacがないとできなかったXamarin.iOSのビルドやiPhoneエミュレーターを使ったデバッグWindowsだけでできるようになりました。

仕組みとしては、Visual StudioからビルドマシンのMacにソースを送ってビルドしたものがWindows上のiPhoneシミュレーターで動作するってことですね。

残念ながらまだビルドマシンとしてのMacは必要ですがデバッグ時にMac側の画面やキーボードとかマウスが必要ないのはいいですね。

本当に助かります!

Xamarin Test CloudがVisual Studio Team Foundation Serviceと連携

Androidのテストで必要な多数のデバイスをクラウドで(実際はその向こうに実機がいっぱい)テストできるXamarin Test Cloudの実行毛化をTFSと連携できるようになります。

つまり、コードを書いてチェックインすれば(そしてテスト開始の条件をみたせば)自動的にXamarin Test Cloudが動き、テスト結果をビデオ録画し、成否を記録してくれるわけです。

もう、テストはこうじゃないとね。

最近のMSに対する的確な言葉。それは「真摯」だと思う。

開発者というか、モノを作る人というのは実に単純なのです。

人の喜ぶ顔が見たい。自分のプロダクトが誰かの役に立つのはうれしい。

 

だからこそ、なんかを解決するプロダクトを作るというのはワクワクするし、協力したくなる。

マイクロソフトの//build 2016のキーノートの最後で、視覚障碍者をサポートする技術がビデオ紹介された。

そのビデオが流れると、長丁場でちょっとだらけていた空気が一変した。

そこにあるのは、そういった技術にコミットしたマイクロソフトを称賛するだけなのではなく、そうだこれだよ!作りたかったものは!という開発者の気持ちの再確認だったに違いない。

 

及川さんはブログの中で「肉食系だったマイクロソフトが紳士になった」と書かれていた。

これは、及川さんが//build 2016会場で、MS CTOの榊原さんやMSエヴァのチャック井上さんと一緒に出演していたChannel 9日本向けLive放送でおっしゃっていた言葉だ。

偶然にもその場にいたので、生でその言葉を聞いたが、そこで浮かんだ漢字は「紳士」以上に「真摯」というワードでした。

それは、最近のマイクロソフトの動き、それも米国本社の動きをみていると、対決姿勢ではなくて「人の喜ぶ顔が見たい。自分のプロダクトが誰かの役に立つのはうれしい。」という視点にたって技術そのものに真摯に向き合っているように感じていたからかもしれない。

冒頭で書いたようにそれはまさに我々開発者の根っこにある気持ちであり、「さあ、一緒にやっていこうよ!」と開発者の方を抱き寄せ、敵ではなく未来に向かって歩き始めるような心地いい関係に他ならない。

 

 

UWP XAMLの新機能

//build 2016のXAMLセッションを聞いてきました。

そこで分かったのは、UWPのXAMLに夏のアップデートに向けていろいろ機能追加が行われるということ。

詳しくはchannel 9で公開されるセッション資料を見ていただきたいのですが大まかには次のような感じ。

  • システムカラーの指定が楽になるよ
  • Direct2Dを使ったコンポジションができるようになるよ
  • ButtonにAccessKeyが指定できるようになってキーボードから使いやすくできるよ
  • Framework Layer(Windows.UI.XAML) ? Visual Layer (Windows.UI.Compositon) ? Graphics Layer (Direct X Family) ってレイヤーになるよ
  • Bottoms-Up Lists ListViewできるようになるよ