はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

日本だけWindowsタブレットのシェアが伸びている本当の理由

こんにちは横須賀鎮守府の提督である初音です。

Windows 8タブレットが出始めの時はベンチマークとしても使ってみたりはしていましたが、最近は、この手の話題がでるたびに、なんとなくむずがゆく感じるにはなぜでしょうか。

 

http://toyokeizai.net/articles/-/32391

--引用開始

「艦これ」が火付け役!タブレット市場に異変 | トレンド | 東洋経済オンライン

日本のタブレット市場において、米マイクロソフトのOS「ウィンドウズ」搭載型の存在感がにわかに高まっている。2月のウィンドウズ搭載型タブレットの国内シェアは15%。

--引用終了


今のWindowsタブレットって、一度でも過去にWindowsを使ったことのある人にとっては「おぉ、これだよ」的なやっときた感がある製品なので、店頭で手に取ってもらえれば購入までいける製品だと思う。
艦これ自体は起爆剤であったかもしれませんが、その起爆した(買おうかなという気持ち)から実際に燃焼(購入)までこぎつけたのは、OSのタブレットとの相性もあるし、また、タブレット自体の基本性能がやっと人間の感性に追い付いた、そして、価格も値ごろ感があるという総合力が買おうとするラインを超えたのだと思う。

 

そのあたり、きちんと踏まえずに「艦これ」だけに注目しすぎると、OS的なデザインを見失ったり、または「艦これ」ができるだけの低価格機(たとえば、センサー系を最低限にしたり解像度低くしたり)とかだしてコケると思う。

※まあ、とりあえずSIMフリーなSIMさせるモデルだしてと思うけど。

 

もっと自分たちの製品に「とくにMSさんは」自信を持ってほしいと思う。
アジャイル開発にして新機能をがしがし入れ込んでくれるのはうれしいけど、同時に弊害もでていると思うので、ちゃんとバランスとって、特に声がでかいだけなのかちゃんとした評価なのかのフィルタリングがますます重要になってくる。


そうなってくると同時に未来の絵をちゃんとみんなで共有するとかも大事。
例えばこれとかね

https://www.youtube.com/watch?v=a6cNdhOKwi0

みなが共感できる未来、わくわくする未来に向けての右往左往であるならば(それが短期リリースで変わり続けるのであれば)、その試行錯誤は「皆で作る」という共感にすらつながるかもしれないのだから。