iOSアプリを作成するときに、開発用証明書、配布用証明書に加えて、アプリごとのプロビジョニングファイルを開発環境のMacOS上に登録しなければなりません。
それぞれのファイルはダウンロードしてダブルクリックすれば所定のアプリに連携されて、キーチェーンストアに登録されていきます。
それぞれ1年という期限もあるので、毎年同じ時期にApple Developerのサイトで再作成してダウンロードしなければなりません。
ちょうど6月が更新タイミングだったので(いつも手順を忘れかけたころにやってくる)作業していたのですが、どうしてもプロビジョニングファイルだけが登録されません。
プロビジョニングファイルはXcodeが登録を担うので、Xcodeを入れなおしたり、手動で登録しようとしたりしましたが、上手くいきません。
サイトを調べてみてもプロビジョニングファイルをダブルクリックすれば、キーチェーンストアに登録されるという簡単仕様である以上の情報はなかなか見つかりませんでした。
もう、ダメで元々と、プロビジョニングファイルを作り直そうかとしていたときに気づきました。
なんど、Certficatesに「Xcode11以上」という選択肢があるではありませんか。
急いで、そちらに変更してセーブしてダウンロードしてダブルクリックしたところ、無事に登録されて、また、Visual Studio for Macでビルドができるようになりました。