Kinect StudioはKinect SDKが認識した画像、深度の各ストリームを記録しいつでも繰り返し再生する仕組みです。
Kinect Studioを起動すると接続するKinectアプリケーションを選択するダイアログが表示されます。
ここで選択するアプリは必ずしもテスト対象のアプリである必要はありません。
ためしにここではSpeechBasics-WPF-VBを選んでおきましょう。このアプリは音声認識用のリファレンスプログラムなので画像、深度、スケルトンの各ストリームはまったくつかっていません。
アプリを選択するとKinect Studioのメインウィンドウが使えるようになります。
赤丸を押すと録画が開始されます。
ColorとDepthを録画するかしないか、また、再生するかしないかなども選択できます(スケルトンストリームは深度データからSDKの中で生成されるため記録されません)。
Kinect StudioにもDepth ViewerとRGB Viewerが付属していますので、今回の対象のように画像確認ができないアプリでも支障はありません。
深度データについては3Dな表示でも確認できます。
記録ができたらファイルを保存して別のKinectアプリを立ち上げてからKinect Studioも再起動して接続先を切り替えてみましょう。
今回は、Depth Basicsという深度ストリームを使うリファレンスプログラムを対象に選んでみました。
Kinect Studioで記録したファイルを読み込み再生すればあたかもその場で動いているようにアプリ側に処理されます。