ホロラボにELF-SR1が届いたので早速触ってみました。
ハードウエアセットアップ
PCとはUSBとHDMIでの接続です。PCからは3840x2160のディスプレイに見えます。
ただし推奨スペック特にディスプレイ出力の要求仕様は高めです。
OS: Windows 10 x64
CPU: Intel i5-9600以上(6 core以上)
メモリ: 8GB以上
HDMI出力: 4K60P対応 x 1
USB: USB 3.2 x 1
不安な場合はUnityちゃんが60fpsで動かを確認しましょう。
unity-chan.com
ソフトウェアセットアップ
SDKダウンロード
SR1に必要なSDKやマニュアルはSONYの公式サイトからダウンロードします。
www.sony.net
SDKとしては下記があります。
SR Display Runtime Installer
SR Display Plugin for Unity:Unity 2018.4, 2019.4, 2020.1向け
SR Display Plugin for Unreal Engine 4:4.24, 4.25向け
SR Display Template for Unreal Engine 4
Unreal用にはテンプレートも配布されているんですね。
Unityで表示させてみる
LTSであるUnity 2018.4.28f1を使って試してみました。
プロジェクト作成
新規にUnityプロジェクトを作成します。
SR Display UnityPluginをインポート
[Assets]-[Import Package]-[Custom Package]メニューで「srdisplay-unity-plugin.unitypackage」をインポートします。
アプリ作成
プレハブにいろいろ配置します。
もし、実機がなくてUnity上で確認したいときは、[Edit]-[Project Setting]-[Spatial Reallity Display]で「Run Without SR Display」をチェックします。
ただし、このチェックを付けたまま、SR1をつないで動かそうとしても動かないんで、実機体験時にEXEファイルを作ってコピーするようなときは、かならずチェックを外してビルドしましょう。
わすれるとせっかく実機確認できるチャンスを棒にふっていまいます。
上手く動くと視線一に合わせて表示がかわってくれます。
youtu.be
なお、
- マスクをつけている
- つばのある帽子をかぶっている(つばを後ろにすればOK)
- 眉に髪がかかっている
- 眼帯をしている
と視線位置を認識してくれないので、長髪の人をおでこが出るようにツバを後ろにした帽子をかぶるなどしましょう。
今後の発展
これだけ立体にみえるとマウスで動かすのが寂しくなってきますので、LeapMotionなどをつけて、指先で動かせるようにしたりするといいかもしれないです。