Oracle Mobile CloudにXamarin SDKが登場しました。
https://blog.xamarin.com/xamarin-and-oracle-join-forces-to-build-better-enterprise-apps/
Microsoftは、mBaaSであるMicrosoft Azure Mobile ServicesにXamarin用SDKを提供していて、Xamarinを使ったiOSアプリやAndroidアプリからAzureが使いやすいように考慮してくれていました。
オラクルにもクラウドがありmBaaSとしてOracle Mobile Cloud Serviceがあるのですが、同時にオラクルにはOracle Mobile Application Framework (MAF) もあるため、iOSアプリやAndroidアプリ作るならば、MAFを使いましょうというスタンスでした。
Oracle MAFというのは、Cordvaをベースにしてロジック部分をJavaで書けるようにしたオラクル独自のiOSとAndroidの2つのプラットフォームに対応したモバイルアプリ開発環境です。
思想的にはOracle JDeveloperとか古くはOracle Developer 2000とかそういったところからの流れで、データベースができていればそのテーブルからO/Rマップ的な定義を経由して画面にドラッグアンドドロップでデータ表示できるような画面が簡単につくれたりします。
一方、Xamarinは、.NET FrameworkのオープンソースであるMonoからの流れを受け継いでいてC#を使ってiOS/Android/Windows Phoneなどのアプリを作成することができるマルチプラットフォーム開発環境です。
コード例:
//Authenticate bool success = await backend.Authorization.AuthenticateAsync("username", "password"); var storageService = backend.GetService(); var collection = await storageService.GetCollectionAsync("SampleFiles"); //Insert all types of data into storage var newObject = new StorageObject(collection); newObject.Name = "TestFile.txt"; newObject.LoadPayload("This is a plain text example, we can insert images or other blob data", "plain/text"); await collection.PostObjectAsync(newObject);