結論から言おう。
Windowsストアアプリが組めるデザイン思考の人ともっと交流したいし、「アプリソムリエとつくる~」は素晴らしいバランスだったということだ。
現状、勉強会、セミナー、カンファレンスという名称でWindowsストアアプリと取り上げたオフラインイベントが、公式・非公式にかかわらず頻繁に開催されています。
マイクロソフト主催のは、マイクロソフトの決算年度が変わって組織替えもあった直後だからか、今月は少ないように見えるがまた増えてくるでしょう。
Windows8のベータの頃から先月(2013/06)まででそれらに参加したり募集ページをみて参加しなかったりして感じた率直な感想を述べたいとおもいます。
それは、タイトルにもあるように「Windowsストアアプリの技術者は2つに大別され交流がない」という点です。
2つとは、XAML+VB.NET/C#系、そして、HTML+JS系です。
これは言語の違いというよりもそれまでの開発対象の違いに起因しているように想像しています。
私は前者に属していますが、傾向としては次のような傾向にあると思います。
- ストアアプリ以前からMS系プラットフォームでの開発やコミュ活動をしていた
- XAML層よりもVB.NET/C#層に造詣が深い人が多い
- 業務開発をしていたり、企業内開発者も多い
- コードで語るスピーカーさんが多い
一方、後者は自分が属していないのですが、次のような印象をもっています
- Web開発していて、WindowsストアアプリからMS系開発環境を使い始める
- HTML5なデザインとかにも造詣が深い
- 少人数の会社さんや個人開発者さんの比率が多い
そして、観測範囲が偏っているのかもしれませんが、後者のイベントだとコードで語る方よりも自社製品や市場分析、成功事例紹介というイベントプログラムが多いという印象があります。
自社製品や市場分析、成功事例紹介とか1つくらいは時々あってもいいけど、その時間使ってコード書いていた方がいいやーとか思ってしまいます。
どうしてなんでしょうね、この偏りって。
「アプリソムリエとつくる~」に参加してみて思ったのは、HTML+JS系の人のつくるストアアプリのデザインとか本当に洗練されているんですよね。
お話を聞くと過去につくっていましたとか、HTML5とかJSの公開されているテンプレを組み合わせてとか学んでとか、要は下地が違う訳なんです。
すごいなーと思う判明、「うーん、XAMLだとそういったサンプル少ないなー、みつばさんのところくらいか?」などとちょっと寂しい気持ちにもなってしまいます。
一方、GPS以外のいわゆるデバイスセンサー周りの活用というと、XAML+VB.NET/C#系の方が充実しています。
私自身にも言えることですね。なのでXAMLの知識をもっとつけたいし、その入り口としてHTML+JSのコードとかにも興味があったりします(自分で組むのはちょっと…なのすが)。
とはいえ、私の観測範囲のHTML+JS系なイベントでは、そういったコードで語る系のイベントプログラムのところが見つかってこないが残念でなりません。
もっと、この2つの技術者がコード主体で交流できれば、そこで何か化学反応が起こるんじゃないかと思います。
まあ、その足かせが前述した通り、マネタイズやなんか技術以外のものが多くて…観測範囲広げたいですね。