コワーキングってなんでしょう。
「コミュニケーションを重視した共有スペース」
という説明もありますが、日本では必要以上に「コミュニケーション」というものが重要視というか神格化されてしまって、実体と説明に乖離があるように思います。
例えば、家族が居間に集まって会話する事は「コミュニケーション」というように定義するものでしょうか。
確かにコミュニケーションではありますが「コワーキングとはコミュニケーションを重視した共有スペースです」と言われた時と同じ感じを受けるでしょうか。
もし、同じ感じという方であればいいのですが、ちょっと違うなーと思われた方がいたとしたら、コワーキングを説明するときの「コミュニケーション」ってその違うなーと思われた「居間に集まって会話する」方のコミュニケーションに近いと思っていただければと思います。
では、なぜそのような雰囲気の場がつくれるのかといえば、それはコワーキングのオーナーが重要な役割を果たしていると思います。
オーナーの方の中には反対される方も多いかもしれませんが、それぞれのコワーキングの個性はそれはオーナーの個性に共感できるかどうかというフィルターを通り抜けた人が結果的に集っているからこそでてくるものなんだと感じるからです。
それくらいオーナーって重要なんじゃないかと。だからこそ、コワーキングは様々な職業、様々な雇用形態の人が集える場所なのです。
ワークシェアではなくフィーリングシェアというかImpression Shareなんじゃないかと。
だから、コワーキングに来たからと言って、
他の参加者と常にコミュニケーションする必要なんてないんです。
協業しなきゃいけないって訳じゃないんです。
仕事しにこなきゃいけないって訳じゃないんです。
居間に集うのに理由なんてないのと同じで、コワーキングに集うのに理由なんてありません。いつもいなきゃいけない訳じゃありません。
例えたとたんスルリとその例えの外のことが起きてしまうのでコワーキングを例えるのは難しのですが「居間」という例え以外の例えを列挙してみ痛いと思います。1つでも「お!」と思われたなら、お近くのコワーキングに足を運んでみませんか。
商売下手なところが多いので、ホームページが分かりづらかったり、道順がわからなかったりあるかも知れませんが、怖くないですよ(笑)。
では列挙。
コワーキングとは、
- 個性的なオーナーさんがいる、もうドラマの中にしかないような昔ながらの喫茶店
- 夏のお風呂屋さんの脱衣場(主に風呂から出て涼みながらうだうだしている感じの)
- メイドさんが一人で切り盛りしているメイド喫茶
- 冬のこたつ(猫付)
- 放課後の教室
- 学祭前日の校内
- SOS団部室(ハルヒなし)
- 平常時のUSSエンタープライズのブリッジ
です。