はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

WDDはMetroUIのデザイン原則に新鮮さに驚く開発者の多さに驚く2日間でした

Windows Phoneアプリを開発している人にとっては、WDDで語られたWindows 8のMetroUIのデザイン思想は驚くほどのものではななかったと思います。

  • Content before Chrome
  • デザインガイドに違反していると審査で落とされる
  • 時間のかかる処理には非同期処理のみで同期処理がない

そのどれもがWindows Phoneアプリでも気を付けていなければいけないことな訳です。

もちろんWindows 8のMetroUIでの目新しさもあります。それが「ハブ」→「スポーク」→「詳細」でありセマンティックズームです。

俯瞰情報から詳細情報への切り替え操作などピポットとパノラマしかなかったWindows Phoneよりも洗練された感じをうけました。

Windows Phoneの技術情報という視点から見たとしてもWindows Developer Daysは大収穫の2日間だったといえるでしょう。

今まで資料はあっても読み込むまでいっていなかった部分など、色々な得意分野を持つマイクロソフトの講師陣がその得意分野の位置からみたMetroUIやWindows 8の考え方を解説してくれたことによって、Windows Phoneアプリを作る上でも様々なヒントが得られたと思いますし、大部分の内容については「Windows Phoneアプリと同じだね、やっててよかったWindows Phoneアプリ開発。」という感じの既知の情報の深堀や再確認でNextがみえたWindows Phoneアプリ開発経験者も多かったと思います。

少し斜に構えて評価すれば、このくらいの情報量(多彩なトラックと多彩な講師陣、いうなればマイクロソフトの総力あげてみたいな)のある集中イベントでも「そうそうそうんだよね!Windows Phoneと一緒!一緒!」とすぐに理解ができたのは大西さんや高橋さんなどWindows Phoneチャンプの人たちや事務局関係のがどれだけ孤軍奮闘してがんばっていたのかの証明でもあると思うのです。なぜならばこんなに密度が濃いWindows Phoneイベントは少なくとも日本では今日まで開催されていなかったわけですから。

だから、いまここにあるMetroUI実機環境、実マーケット環境であるWindows Phoneアプリを作成することはWindows 8アプリを作る上での非常に重要な訓練じゃないかなと思うので、みんなWindows Phoneアプリをつくろーよっ!って思うのあります。

KinectとボカロはWindows Phoneにはないものなので興味が元々あったのもありますが非常に楽しめました。