はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

オープンセミナー岡山2016に登壇します

oso-web.doorkeeper.jp

2016/05/14 (土)に開催されるオープンセミナー2016@岡山に登壇します。

今回お話しするのは
UWPアプリによるマルチデバイス開発最新事情

というタイトルで

UWPアプリって実際はどうなのかbuild 2016やde:code 2016で発表された最新情報も交えて、実際のところを包み隠さずお伝えする予定です。

まだまだ、iOSAndroidに比べて情報の少ないUWPアプリですが、デバイスの価格という表面上のスペックだけではなく、サクサクと動く動作環境、作りやすい開発環境などは知らずにいたら損をすると思います。

ぜひ、この機会に理解を深めに来ていませんか?

 

HoloLens体験

みつばたんが入手したHoloLensを体験させてもらいました。

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HoloLensは現実空間の中にホログラフ設置、設置したホログラフはその場所を維持しているので例えば回り込んだり上からのぞき込んだり下からのぞき込んだりできるすぐれものなウェラブルデバイスです。

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なぜそんなことができるのかといえば、空間をスキャンしてメッシュ状の網で再構築して、それを使ってオブジェクトの位置やあたり判定をしているからです。

無理やりHoloLensの中にカメラを差し込んで撮影してみました。

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後ろの椅子よりも前に位置しているUnityちゃんでちゃんと後ろの椅子が隠れているのがわかると思います。

 

このUnityちゃんの位置はこちらが動いても変わらず(つまり床の同じポイントにいる)、自分が移動すれば椅子とUnityちゃんの間の位置からUnityちゃんの後ろ姿を見ることができるのです。

本当に鮮明で、移動中の画像処理も遅延なく位置の変化に追従するし、なんだか今までのものとは全然違う別世界外が広がっていました。

 

これって、ARという言葉の説明を聞いて思い描いていた姿そのままだと思うのです。

なのでAR未経験の人だと想像通り過ぎてしまって「なにがすごいの?」って思われてしまう危険性すらあるくらいいい感じでした。

AR経験者ならば「ついにここまでできるようになったんだー」とうぉぉぅってなると思います。

FREETEL Katana 02に格安SIMを入れてみた

今回選んだ格安SIMはNiftyさんのNifMo。

IMG_20160426_001849

登録料3000円が無料になる冊子を手に入れたというのも大きいのですが、Niftyいろいろ使っているのでこれも評価してみてたくてというのも理由の1つ。

 

データ通信専用3GBまで900円/月と他の格安スマホとほぼ同じ価格帯。申し込みから2-3営業日ということで木曜日に申し込んだら月曜日に届きました。

さてさくっとSIMを取り出してKatana 02に入れてみます。

 

電源を入れると接続プロファイルダイアログがでてくるので、ここで「Nifty(LTE)」を選択すればOKです。

 

もし、ダイアログの選択に失敗したり、しばらくたっても電波を拾わないようなら次の手順を試してみましょう。

 

[設定]→[ネットワークとワイヤレス]→[携帯ネットワークとSIM]→[SIM 1の設定]リンクで次の画面を開きます。

IMG_20160426_003309

携帯ネットワーク接続プロファイルに「Nifty(LTE)」があるので、これを選択して「既定のAPN」をタップしてアクティブ化します。

少し待てば電波のインジケータが反応して接続してくれます。

まったく手間いらずですね。

画像認識型ARを簡単に作れるwikitudeでAndroidアプリを作ってみました

codezine.jp

 

記事の中では写真に対して画像認識していますが、写真の元となった物自体にかざしても形状や向きによってはAR表示ができるときもあるので実際にやってみるとすごく面白かったです。

bash on Ubuntu on Windowsを日本語環境にする(まだ途中)

Ubuntu on Windowsを日本語環境にする方法は、Ubuntu 14.04.4 LTSを日本語環境にする方法と同じです。

まず、日本語関連のパッケージをインストールしましょう。

 

aptitude -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc

 

しばらく時間がかかりますがインストールが完了したらシステム環境を日本語に変更します。

 

update-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"

source /etc/default/locale

echo $LANG

 

これでUbuntuからの応答が日本語になります。

image

 

--------- こっから先は、きっとダメな方法なので、実際にやらない方がいい

これでもまだ日本語入力はできないので、fcitx-mozcを入れます。

 

sudo apt update

sudo apt install fcitx-mozc fcitx-anthy

im-config ?n fcitx

 

これで一度exitして再度bash on Ubuntu on Windowsを起動してみます。

どうまうまくいきません。これは設定不足の可能性もあるのでもう少し調べてみます。

bash on ubuntu on Windwos 10を使ってみよう

Windows 10でbashが使えるようになったと巷で話題の「Windows Subsystem for Linux」を使ってみましょう。

Windows Subsystem for Linuxは、開発者向けに提供されています。[設定]-[更新とセキュリティ]-[開発者向け]で、「開発者向け」オプションを選択しておいてください。

 

この新しいWindowsの機能は、2016/04/09現在、Insider Preview 14316での提供なので、なにも設定していない場合や企業内でWindows Updateでの配布が企業ポリシーに基づき行われているような場合は、まだ使うことができない状態です。

 

Insider Previewを入手できるようになるには、[設定]-[更新とセキュリティ]-[Windows Update]の[詳細オプション]でInsider Previewビルドを「ファースト」で入手できるようにしておきます。

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Insider Previewは「ファースト」と「スロー」があります。「ファースト」とはいわゆる人柱モードで、開発者ならば誰でも心躍る最新機能を世界トップスピードで使えるようになるモードです。

このモードにするのに必要なのは「問題が発生したら怒るのではなく世界で初めて見つけたかもと心ワクワクして改善するための提案やアイデアをリクエストする」というフロンティアスピリットです。

 

無事にInsider Preview 14316が適用できたら[プログラムと機能]-[Windowsの機能の有効化または無効化]リンクから[Windowsの機能]ダイアログを表示しましょう。

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ダイアログが開いたら「Windows Subsystem for Linux (Beta)」にチェックして[OK]ボタンをクリックします。

 

機能が有効になり再起動したら、OS画面左下の検索ボックスに[bash]といれてみましょう。検索ボックスを非表示にしているなら、左下のWindowsマークを軽くクリックした後に「bash」とキーボードをたたいてみましょう。

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bashが第一候補として表示されます。

 

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初回起動時はUbuntu on Windowsのインストールを行います。

つまり、「bashが使えるようになった!」というのは、bash.exeのようなコマンドプロンプト用実行ファイルがインストールされるということではなく、Windows上で動くUbuntuがインストールされるということになります。

 

また、この仕組みは仮想化により実現しているわけではなく、LinuxシステムコールをリアルタイムにWindowsシステムコールに変換する技術が使われている。

そのためインストールしてしまえば起動も早く、また、動作も早いため非常に快適です。

そういえば、Project AstoriaでAndroidアプリがWindows上でそのまま動く仕組みを開発していたと思うのですが、これもその流れの技術なのでしょうか。

 

インストールが終わったらlinuxらしいコマンドを入力しましょう。すなわち「ls」です。

WindowsのCドライブは/mnt/c/なのでC:\tempフォルダの中身を見たいときは、ls /mnt/c/tempになります。

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まずは「sudo apt-get update」を入力して導入済パッケージのアップデートをしておきましょう。

 

Ubuntu on Windowsのバージョンを確認してみましょう。

lsb_release ?a と入力するとUbuntu 14.04.4 LTSとでてきます。

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viなんかも使えますね。

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あと日本語ですが普通に表示できますね。

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ただ、このままだと表示はいいですが日本語入力手段がありませんね。

 

Ubuntu on Windowsを日本語環境にする

Ubuntu on Windowsを日本語環境にする方法は、Ubuntu 14.04.4 LTSを日本語環境にする方法と同じです。

まず、日本語関連のパッケージをインストールしましょう。

 

aptitude -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc

 

しばらく時間がかかりますがインストールが完了したらシステム環境を日本語に変更します。

 

update-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"

source /etc/default/locale

echo $LANG

image

 

なお、使えるようになったといっても、現時点では、Windows 10 Insider Preview 14316で、さらにWindows Subsystem for Linuxベータ版だということをまず覚えておきましょう。何かあったとしても鬼の首を取ったように騒ぐのではなく、不具合見つけたら積極的に報告、特に日本語環境の不具合は私たちが報告しないと始まらないですからね。