〜ComponentOne Studio for Windows Phoneファーストインプレッション
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この連載では、前後編の2回に分けて、どんなコントロールが含まれているのか、その概要や使い方を紹介していきます。前回は入力系コントロールと、レイアウト系コントロールについて解説しました。今回は、後編として、グラフや3D、表形式などのコントロールや、ファイル入出力系のコントロールを解説します。前回までの流れは、こちらの記事も参照ください。
(中略)
本稿では「ComponentOne Studio for Windows Phoneファーストインプレッション 後編」と題して、前回の続きを説明しました。
今までは、Windows Phoneの世界では標準コントロールに欲しい機能が無い場合、Silverlight for Windows Phone Toolkitを使ったり、XAMLで工夫してコントロールを組み合わせてUIを実装したりするしかありませんでした。今回、ComponentOne Studio for Windows Phoneという市販コントロールの参入により、手軽にMetro UIの新しいデザインを手に入れることができるようになりました。
Windows Phoneアプリは、多機能というよりもアイデアを重視した機能を使いやすいUIで実装してこそ持ち味が生かされると思います。そのため、UIの実装を容易にする拡張機能によって、UIの実装にかかる工数を削減できれば、アイデア発想のテンションを維持したまま「利用シーン」まで実体験できます。そこで得られる良い点・悪い点を自分自身にフィードバックし、ブラッシュアップする流れが非常にスムーズ実現できます。
そのようにして作られたアプリは、きっと他の人からも好評価を得られるものになる可能性も高くなるでしょう。本来時間をかけるべきところに時間をかけるべきだということは、他のプラットフォームでもいえることだと思います。しかし、全体機能がコンパクトなWindows Phoneアプリ開発では、そうできるかどうかが他のプラットフォーム以上に重要です。そして、ComponentOne Studio for Windows Phoneは開発者に対し、そういった手助けができるコンポーネントとなっています。
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