はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

多言語ツールキットの疑似言語にご用心

多言語ツールキットを使ってアプリを英語対応などにしているときにはまるのが、アプリパッケージを作成しようとした時です。

それまで何もエラーが出ていなかったはずなのに[プロジェクト]-[ストア]-[アプリパッケージの作成]を実施すると結果がエラーになります。

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アプリケーション マニフェストの Resource 要素の Language 属性で指定されているすべての言語が Windows ストアでサポートされている必要があります。Resource 要素の値は、アプリケーション マニフェスト デザイナーの [既定の言語] フィールドの値と、プロジェクトのローカライズされたリソースに基づいて生成された言語の一覧から成ります。Windows ストアのアプリの言語の一覧については、http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=223184 を参照してください。 

 

しかしこのエラーの内容に基づいて、Resource要素のLanguage属性をみても「ja-jp」と書かれており問題ないようにみえます。

このエラーメッセージの理由は別のところにあり、多言語化ツールキットで使っている疑似言語が影響しています。

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根本解決がアプリパッケージの作成時には疑似言語を無視するようにコンパイラの動作を変更してもらうことになるとおもいますが、それはさすがにMSの中の人じゃないと無理なので、こちら側でできるのは、MultilingualResourcesフォルダのhogehoge_qps-ploc.xlfファイルを削除するという暫定的な解決方法になります。

 

削除後にコンパイルすれば先ほどのエラーはなくなります。

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本件ですが、connectにフィードバックしています。

https://connect.microsoft.com/VisualStudio/feedback/details/781978/

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