前回、
というエントリをあげました。
一般的には「前例がない」は否定的な流れで使われます。
その影響なのか分かりませんが、前例調査を意識なのか無意識なのかさけてしまってはいないでしょうか。
なぜかといえば、学生さんなどのアイデアを聞く機会が最近多いのですが、前例を調査しないで先に進んでしまう、前例調査をしていないと見受けられるアイデアにある程度の頻度で出会うからです。
類似のアイデアを知ることで、自分たちのアイデアのいい点、悪い点もみえてきますし、乗り越えないといけない事柄もみえてきます。既出のものがたどりつけなかった先に価値を見出して、その先に行くことも「前例がない」ところです。何もゼロからすべてが「前例がない」からかっこいい訳じゃないので、きちんと前例を調べ、自分たちの価値観と「前例がない」部分の掛け算で進むといいじゃないかと思うのです。
前例があることを恐れる必要とかないのですから。