Leap Motionの日本語情報は非常に限られているので公式ドキュメントをざっくり日本語訳にしました。誤訳などあったらお知らせください。
本エントリは
https://developer.leapmotion.com/documentation/GetStarted/Leap_UX_Guidelines.html
の日本語訳となります。
Leap Motion User Experience Guidelines
次に示すUXガイドラインは、Leap対応アプリケーションについて簡単に学び使えるようにするための提言が含まれています。
シンボルは、学んだり覚えたりすることが困難な場合があることに留意してください。
アプリケーションと対話するのに、複雑なジェスチャーを覚えることが必須とならないようにしてください
その代わり、物理的な相互作用と現実世界の行動からインスピレーションが得られるようにします。
物理的にインスパイアされた操作があると、すぐに使えてより直感的で自然なアプリだと感じられるでしょう。
これはあなたの世界なのですから、実世界の制限や不便によって制約を感じることはありません
常に操作する必要はありません。操作の代わりにより想像しやすい任意の方法で代用することが出来ます。なぜ、利用者が物に手を伸ばしてからつかむことを強制する必要があるのでしょうか?なぜ、物を引き寄せてからつかむような操作ができないのでしょうか?--フォースを信じるのです!
利用者は、彼らの意図が増幅されるよりも抑制されたまたはマスクされているように感じているはずです。
たとえば、マウスを使っているときに(モニタ上でマウスカーソルを10インチ動かすためにマウスデバイスを10インチ動かさなくてもすむように)意図が増幅されていることが好きです。ジェスチャー操作の場合も、意図を増幅したり応答を誇張することでよりよい結果を得ることが出来ます。念頭において欲しいのは、人によってはこのあたりが非常に重要で合ったりするので、自分好みにこの効果の感度を変更できるように感度設定へのリンクを用意しておくことです。
利用者の行動に対する動的なフィードバックを提供することに集中することで、より正確にアプリと対話できるようになります。
たとえば利用者は、「押す」ボタンが押されたときを知っておく必要がありますが、ボタン上に手をかざしているかが見えたり、どれくらい押しているかが見えたら効果的です。
画面上のビジュアル(手、ツールまたはデジタルフィードバック)は、シンプルで機能的で邪魔しないものである必要があります。
利用者は、ツールや環境によって作業が邪魔されないように、趣味に走った飾り付けをしないようにします。
破壊または非可逆的な操作に対しては、無害のものよりも意図的な行動を伴うような実装が必要です。
簡単なジェスチャーは簡単な操作のために確保しておきます。逆に、アプリケーションを終了するか、ファイルを削除するなどの非可逆的な操作(操作が完了すると後戻りできない)は、確認プロンプトをだすなどのダブルチェックを伴う実装が必要です。
ナビゲーションとインタラクションの間で2つの操作がある場合、シンプルであるか片方が自動的に処理することで、明確な描画や雰囲気を提供します。複雑な2つの状況の同時提供は混乱や方向感の喪失へと繋がります。
たとえば、3D環境において利用者はアングルと位置決めを同時に行うことは困難です。視野角が利用者の動きにより自動的に移動する場合は、そのオブジェクトを操作すること容易です。同様に大規模なデータセットをナビゲートするときは、利用者にとっては容易に移動するためのビューが良いですが、データの一部を強調するときはビューは固定化されていた方が良いでしょう。
アプリを使うときにチュートリアルや説明がない状況を想像してみてください。
利用者の最初の直感的な推測を正しいものにするためにすべての局面で努力します。それが必要なのであれば何かをする複数の適切な方法を実装します。