はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

ニフティクラウドのなぞ料金

ニフティクラウドは、サーバーを立てるとグローバルネットワークと(ニフティクラウド内)プライベートネットワークの2枚の仮想NICが割り当てられます。

よって自分自身のインターネット側のグローバルIPにもアクセスできるのでこのあたりはWindows Azure Virtual Machineよりも使いやすいと思いますし、このあたりの差異がどう影響するかをクラウドごった煮(cloudmix)のアンカンファレンスでお話しさせていただきました。

http://www.slideshare.net/akirahatsune/windows-azure-x-nifty-cloud-14138202

さて、そんなこんなでニフティクラウドにOracle Databaseを入れてみたりすると面白いのですが、ニフティクラウドの料金体系でなぞ設定があります。

Oracle製品利用設定」:31,500円/台

特にニフティクラウド側に設定してもらわなくてもOracle Databaseを使えるように設定できるのですが(というか、自分でOracle Databaseをインストールして使えるところまで持ってく必要があるのですが)、いったいこれは何を設定しているのでしょうか。

Listener設定をちゃんとしておけばFWのポートも1521だけあけておけばいいですし、これも自分でニフティクラウドコントロールパネルから設定可能です。

 

手順を見ても何を設定しているのかわからないし、Oracle製品利用設定をしないと何ができないのかも書かれていないようです。

 

そもそもIaaSだからどんなプロセスが動いているかもわからないでしょうからOracleインストールしてもわからないと思う。

Databaseは開発、検証、デモなどは無料で利用できるのですから、ニフティクラウドさんも何らかの考慮が必要な気がします。

ニフティクラウドでOracle Database使う案件が増えれば、

  • 追加Disk200とか追加Disk40などを使われる可能性が高い
  • CPUやメモリなどがWebサーバーなどより大きいサーバータイプが使われる可能性が高い

などニフティクラウドさんにも利点が増えるんじゃないかと思うんですが。設定が必要なら設定の自動化及び無料化なども含めて検討していただきたいところです。