はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

Kinect SDK 2 Public Previewでのストアアプリ作成

Nugetからの導入

Kinect SDK 2 Public PreviewはNuget (Microsoft.kinect) から導入できますが、.NET Framework 4.5.1にはまだ導入できません。

http://www.nuget.org/packages/Microsoft.Kinect/

image

 

でも、Nugetから導入しようとすると次のようなエラーが出てしまいます。

image

 

SDKを直接参照設定

Kinect 2対応のWindows 8.1 ストアアプリを作成する場合、現状で確実なのはSDKを直接参照設定する方法です。

image

 

この方法であればWindows 8.1ストアアプリからKinectPreview.Kinect名前空間を使ってKinect 2にアクセスできます。

このとき、Any CPUではKinectPreview.Kinect関連でエラーが発生します。対処方法は明示的にCPUを指定することですが、Windows 8.1 (x64)上で開発していたとしても、x64を指定するとXAMLエディタでデザインが表示できなくなるので、Visual Studioの動作モードであるx86を選択しておいてください。

もちろん、アプリの開発は、C#だけではなくVisual Basicも使用することができます。

 

ストアへの登録(2014.09.23現在)→NG

WACKのチェックではNGは見つからないのですが、Windowsストアに登録しようとすると次のようなエラーが出て登録できません。

image

これは、ストアアプリ版のKinect SDK 2.0 Public Previewは正式版ではなく「プレビュー」の位置づけだからです。

 

正式版が提供されたらKinect対応アプリもWindowsストアから配布できるようになるので、利用度がますますあがりますね。その日が一日も早くくるといいですね。