はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

救急車を呼んで、AEDを手配して、AEDが来るまでの間は心臓マッサージ

ASUKAモデルを知らずに、統計情報や心臓学会の学会誌などを読み、さいたま市のアンケート結果などを検討すると、AEDも重要だけれど、その前に「救急車を呼んで、AEDを手配して、AEDが来るまでの間は心臓マッサージが必要」という3点セットがみえてきました。
で、この3点セットが機能しないのは、心臓マッサージをするということに対する「ためらい」だと気が付いたわけです。
ためらわずにやるためにはどうしたらいいか。医療従事者などサポータがいない状態でもそれができるようになれば劇的に改善できるのがAEDが必要になるような局面だったりします。
AEDが自己診断と音声ガイドでナビゲーションするのであれば、アプリが119番、AEDの手配、そして「心臓マッサージ」をガイダンス&ナビゲーションして、シームレスにAEDに橋渡しできるようにすればいいのではないか?
それが「もしアプリを使うことで解決するのであれば」という前提で要件検討した結論になります。
そのあとでASUKAモデルの存在や、減らせ突然死プロジェクトを知ったのですが、先駆者の取り組みも同じようなアプローチでしたので、きっとこの方向の先に1つの解があるのではないかと考えています。
http://apital.asahi.com/article/AED/2014071600009.html


ASUKAモデルでは心臓マッサージと人工呼吸となっていますが、最新の指針では、より人工呼吸の施行重要度は下がっており、1分間に100回のプッシュを繰り返す方に重点が置かれています。