はつねの日記

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証明書の発行

Windows Azure SDK 1.6で発行を行うと[Windows Azrue アプリケーションの発行]ダイアログが開きウィザード形式で発行用の情報を設定できます。

Windows Azure 発行サインイン

サインイン手順に「サインインして、資格情報をダウンロード」というリンクがあります。

DISP-21-2

このリンクをクリックするとWindows Azure管理ポータルに接続し証明書を自動生成して管理ポータルに設定してくれます。

 

さらにその設定情報をダウンロードできるのでサブスクリプションの選択で[インポート]ボタンをクリックしてVisual Studio側にもとりこめます。

DISP-21-3

 

しかし、証明書が既にWindows Azure上にあるかの確認を行わないため、この手順を行うとWindows Azureサブスクリプションにどんどん証明書がたまっていってしましますので注意してください。

私としては「サインインして、資格情報をダウンロード」をクリックせずにクライアント側で証明書を作成しそれをWindows Azureにアップロードする方法をお勧めします。

コマンドラインによる証明書の作成

Visual StudioからGUIで証明書を作成することもできますが、Visual Studioコマンドプロンプトからコマンドラインで証明書を作成できます。

DISP-30

makecert -r -pe -n “CN=hatsune.azure” -sky exchange “hatsune.azure.cer” -sv “hatsune.azure.pvk”

pvk2pfx -pvk “hatsune.azure.pvk” -spc “hatsune.azure.cer” -pfx “hatsune.azure.pfx” -pi <パスワード>

certutil -p -user -p </pvk2pfxで指定したパスワード> -importpfx“hatsune.azure.pfx”

 

Windows Azureへのアップロード

管理ポータルにログインしたら[証明書の追加]ボタンをクリックしてサブスクリプションに先ほど作成した証明書を追加します。

DISP-31-1

 

証明書ファイルを指定して[OK]ボタンをクリックすれば追加が完了します。

DISP-31-2

DISP-31-3

 
証明書の登録

MMCを起動して個人証明書を登録状況を確認します。

certutilコマンドを-userオプション付きで実行したので[個人]‐[証明書]にpfx証明書が登録されています。

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Visual StudioプロジェクトからWindows Azureサブスクリプションへの接続

Visual Studioのソリューションエクスプローラーから[発行]をクリックするとウィザード形式で発行ができます。

サブスクリプションの選択で既存資格情報名を選ぶか「管理」を選びます。

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Windows Azureプロジェクト管理認証]ダイアログで先ほど作成した証明書を選択します。

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Windows Azure管理ポータルからサブスクリプションIDをコピーし、設定値(資格情報)の保存名を入れます。

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後は[発行]ボタンが有効になるまで[次へ]をクリックすれば完了です。

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Windows Azureに発行する

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