はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

Developers SummitでKinect賞受賞しました

http://codezine.jp/devsumi/2012

2012/02/16〜17に目黒雅叙園で開催されたDevelopers Summit 2012のライブコーディングに、Windows Phone Archとして ID:kiyokura さんと出場してKinect賞を頂き、2日最後の10周年記念コラボパーティでKiect for Windowsを頂きました。きよくらさん、ありがとう。

ライブコーディングの主旨は2日間でWindows Phone 『or』 Kinectを使ったアプリを作成しちゃいましょーというもので、「リリース前日なのに作るものも決まっていない」というデスマな状態からスタートなので、参加各チームの集中力はそれはそれはすごいものですした(笑)。

私たちWindows Phone Archチームは、きっと「Windows Phoneアプリ」を作ることを期待されていたのだと思うのですが、最初の打診メールで「Windows Phone 『と』 Kinect」とかかれていたためすっかり「Windows Phone と Kinectを両方使った楽しいアプリをつくらなくちゃ」モードで構想していたため、会場にて「or」だと分かったとしてももう後戻りはできません。

それこそ、βすらいじっていない参加日前日にSDK入れたKinectのアプリを勉強から始めてがんばらねば!という状況にしか選択の余地はありませんでした。

それというのもアイデアとして「Kinectでじゃんけんをする!」というものがあり、あとから、「相手はWindows Phoneで」、「連携はWindows Azureで」という流れで指向していたためだったりします。とはいえ勉強だけしていて2日間終わってしまっても成果がゼロになりますから、1日目はWindows Azureビジネスロジック、Windows PhoneにUI部分を着々と作成し、Kinect実装は2日目にまわす戦略をとることにしました。

と、同時に会場で、赤坂玲音さん、さんにお聞きしたり(赤坂さんサンプルコードありがとうです)、めんたろ社長からもサンプルコード貰ったりとKinectアプリの事を色々な方から教えてもらいつつミニマムコード作成にも取り組みました。このミニマムコード作成にはID:kiyokura さんがいろいろ頑張ってもらいました。

2日目開始時点では、Windows PhoneとWindows Azure間でのデータ連携などもほぼ完成し、Kinect側を想定したスタブ画面を使って、アプリとしての動作テストも午前中に完了しました。あとは本当にKinectアプリのみです。

ID:kiyokura さんから受け取ったミニマムコードはまだ完成版ではなかったので、Kinectカメラからの画像をImageとして表示する部分、ボーンを取得するために深度カメラを有効にする部分、じゃんけんのポーズを判定するためのボーンポイントの変更と判定式の改良などを行って、画面の飾り気までは手がつけれらませんでしたがなんとか品評会までにWindows Phone⇔Windows AzureKinectでの実機連携も完了しました。

今回作成したアプリはまだリファクタリングもしていませんし、使用した画像もフリー画像集からの流用だったりしますので、このあたりをちゃんと綺麗にして公開していきたいと思います。