はつねの日記

Kinect, Windows 10 UWP, Windows Azure, IoT, 電子工作

もしも…だったら

もし自分が人気漫画の作者で十分な収入が得られていたと仮定したどこかで来たことがあるかもしれませんが、夢で見た話です。
もし何か無償提供による調査をしたいと思い立ってしまったら、こんなことをやるでしょう。

自分の人気漫画作品の登場人物をボーンを通して3Dモデル化します。
表情などは作品のコマから生成してかなりいろいろな表情をサポートできるようにするのがいいですね。
そして漫画作品のページをレイヤー分けして登場人物層を3Dモデルに置き換えられるようにしておきます。
もちろん各コマのポーズデータも生成しましょう。こうすればコマ外のポーズ見えてカメラアングルかえれば自由に演出できるようになります。
もちろんこれらは潤沢な著作権収入をつかって正規に外部委託して関連業界にキャッシュが回るようにします。
このあたりの検収をきちっとやって品質を確保してくれるマネージャさんも必要かもしれませんね。

で、このようにして出来上がったデータをまるごとすべてインターネットから無償ダウンロード可能にするんです。
著作権は放棄しませんが自由に使っていいですよと。

こんなことをやれば提供されたデータで何か新しい試みをするにも使いやすいですし、そこから新しい価値も生まれやすいでしょう。

ここまですれば今までにない価値を提供するイノベーションでありブレークスルーであり調査がやっとできるというものでしょう。
そして、そういったものを無償提供するというのも金持ちの道楽としては上流の部類になるでしょうし、ついでに2次利用したコンテストでも開催して優秀な人はサポートするとかしたら、欧米でよくあるようなパトロン(注:日本的な意味じゃないよ)としても評価されるんじゃないでしょうか。

既存の漫画作品のデータを提供して無償利用許諾してしたり顔しているなんて器が小さすぎるし、その程度で「これは変革だ!」なんて思ってしまうとしたら本当の変革を見過ごしちゃうよ。